CASE STUDY
「事務作業7割」の人材紹介業が、
AIで"人にしかできない仕事"を取り戻すまで
導入前の課題
人材紹介業では、求職者との面談後に評価シートやスキルシートを作成する事務作業が欠かせません。同社でも面談1件あたりこのシート作成に約1時間を要し、少人数体制ゆえに対応できる求職者数にも制限がかかっていました。
さらに、過去の面談内容はExcelやメモで管理されており、「この人と何を話したか」「何に気をつけるべきか」を確認するたびに、情報を探す時間が発生。本来は面談で相手の表情や人柄を見るといった"人にしかできない仕事"に時間を使いたいのに、事務作業が業務時間の大きな割合を占めている状態でした。
導入後の変化
LEVEL 1(基本コース)の研修では、人材紹介業務に直結するLLM・Gem(カスタムGPT)・NotebookLMの活用を中心に実施。同社の業務に合わせた使い方を身につけたことで、事務作業の進め方が大きく変わりました。
- 面談を録音し、その文字起こしをもとに、求職者の特徴やスキルを分析してシートに自動入力する仕組みを構築。手作業中心だった入力業務を効率化。
- 求職者情報をすべてNotebookLMに読み込ませることで、「1ヶ月前に何を話したか」をすぐに振り返ったり、「この人の性格分析から、合いそうな企業の特徴を挙げて」と尋ねれば候補企業をリストアップしたりできる状態に。
この変化の本質
AIに任せられる事務作業を手放し、人にしかできない仕事に時間を注ぎ直す。
人材紹介の価値は、面談で相手の表情や人柄を読み取り、最適なマッチングを考える"人にしかできない仕事"にあります。しかし実際には、その前後の事務作業に多くの時間が奪われがちです。
今回の取り組みは、AIで代替できる作業を仕組み化することで、限られた人員のリソースを、本来価値を生む業務へと振り向け直すものでした。
成果
事務作業の効率化により、一人あたりが対応できる求職者数の拡大が見込める状態となり、会社全体の生産性向上につながっています。同社では今後のさらなる展開にも期待を寄せています。
※本事例は導入直後の検証段階のものであり、数値的な効果は今後検証を継続していく段階です。